
良いものは、残る
選び、手をかけ、これから先も長く使えるかたちで
モノ道楽は中古の品物を扱う店です。品物を選び、手をかけてからお届けしている理由をまとめました。
古いから良いのではなく、良いものが残る
中古の品物の多くは、長い年月を経て今に残ってきたものです。ただ、古いものがすべて良いわけではありません。使ううちに傷んでしまうものは、時間とともに姿を消していきます。今も日常の道具として使える状態で残っているのは、材料や作りがしっかりしていたものです。
どこに良さがあるかは品物によってさまざまです。木の選び方かもしれないし、組み方や、見えない裏側の仕上げかもしれません。
一点ずつ、品物と向き合う
残ってきたものでも、状態はそれぞれ異なります。私たちは素材や作り、状態を一点ずつ確かめ、これから先も使っていけるものを選んでいます。
中古という、もうひとつの選択肢
新品か中古かではなく、大切なのはその品物自体です。
残ってきた品物と同じ材料、同じ仕様で今あらためて作ろうとすると、多くの場合とても高価になります。無垢材をふんだんに使い、手間をかけて組み上げた家具となると、新品ではなかなか気軽には選べません。
だからこそ、中古という選択肢があります。しっかりと作られたものを、手の届く形で暮らしに迎える。そのひとつの方法として、私たちの品を選んでいただけたらうれしいです。
素材を知り、手をかける
良い素材でできたものは、手をかけることで長く使い続けられます。そのために大切なのは、素材の性質を理解することです。
例えば無垢材の家具は、傷やくすみがあっても、磨いて仕上げ直すことで木本来の表情を取り戻します。一方で湿度や季節によって少しずつ動く素材なので、年月とともに多少の反りや歪みが出ることもあります。それも木が生きた素材だからこそ。そうした性質を知っていれば慌てることなく、手入れをしながらゆっくり付き合っていけます。
銀や革にも、それぞれの性質があります。銀は使わずにしまっておくと黒ずみやすく、身につけたり使ったりしているほうが、落ち着いた艶が保たれます。革は乾燥が苦手な素材で、ときどき保湿をしてあげることで、しなやかさと深みのある色合いが育っていきます。
このように素材ごとの性質を知っていれば、どう手を入れ、どう付き合っていけばいいかが見えてきます。
これから先も、長く使えるように
私たちは仕入れた品の汚れを落とし、品物に応じたリペアをして、すぐにお使いいただける状態でお送りしています。
リペアは新品の状態に戻すためのものではなく、これから長く使っていくために必要な手を入れるものです。内容は品物によって異なり、使われてきた時間の跡はある程度残ります。その様子も品物ごとにできる限りお伝えしています。
中古の品物は、どれも一点ものです。手入れと撮影を終えた品は、なるべく人の手に触れないよう大切に保管しています。手入れを終えたときの状態のまま、お手元にお届けするためです。
目指しているのは、「古いけれど使える」ではなく「これから先も長く使える」品として次の方に手渡すこと。それが、私たちの大切にしていることです。
お手元に届いてから
長く使い続けるには、日々のちょっとした手入れも大切です。素材や仕上げに合った扱い方を知っておくだけで、品物はさらに長く、美しく使えます。
お手入れ方法は、素材や品物ごとに少しずつまとめていきます。
