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北欧の器 ロイヤルコペンハーゲンのカップとシナモンロール
器

北欧の器 ── デンマーク・フィンランド・スウェーデンの食器をめぐる

北欧の器は、長い冬を家で過ごす暮らしの中で、毎日使うことを前提につくられてきました。丈夫で、料理を引き立て、食卓に置いておきたくなるものが多いのが特徴です。

今はもう作られていないシリーズや、生産の場所が変わったものも少なくありません。

デンマーク

ロイヤルコペンハーゲン

1775年、デンマーク王室の後ろ盾でコペンハーゲンに創られた窯です。創業の年に生まれた「ブルーフルーテッド」は、窯の最初の模様(パターンNo.1)として今も作られています。

1950〜70年代の「テネラ」は、土の風合いを残した温かみのある絵付けのシリーズです。

ビング・オー・グレンダール

1853年創業の、コペンハーゲンのもうひとつの名窯です。1987年にロイヤルコペンハーゲンと一緒になりました。

イェンス・クイストゴーのストーンウェア(ニッセン)

デンマークのデザイナー、イェンス・クイストゴーが陶器メーカーのニッセンのためにデザインした炻器(ストーンウェア)のシリーズです。のちにビング・オー・グレンダールでも作られました。「ルーン」「メキシコ」「コーディアル」は、釉薬のかかり方で一枚ずつ表情が違い、和食器とも合わせやすい器です。

スーホルム

デンマークのボーンホルム島の窯。ジョセフ・シモンがデザインした「ソーニャ」などのシリーズが知られます。

フィンランド

アラビア

1873年、スウェーデンのロールストランドの子会社としてヘルシンキで始まりました。作り手が自由に作品をつくる「アートデパートメント」には、カイ・フランクやビルガー・カイピアイネンなど、フィンランドを代表するデザイナーが在籍しました。フィンランドのアラビア工場での生産は2016年に終わり、今は国外で作られています。

  • グンネル・サルメン:アートデパートメントのデザイナー。伸びやかな線の29cmプレート(1950〜60年代)
  • カティ・トゥオミネン=ニーットゥラ「コンビ」:1970年代の大皿・オーバル深皿
  • ビルガー・カイピアイネン「スンヌンタイ」:オーバルプレート
  • ヘイッキ・オルヴォラ「バラディ」:ブルーベルの花のカップ&ソーサー・マグ
  • 「24h トゥオキオ」:ディーププレート

イッタラ

フィンランドのガラスのメーカーで、今はアラビアと同じグループです。カイ・フランクの「ティーマ」のように、器そのものは飾らず、毎日の食卓でどう使うかから形を決めたものが多くあります。

スウェーデン

ロールストランド

1726年にストックホルムで創られた、スウェーデンでもっとも古い窯のひとつです。マリアンヌ・ウェストマンは「モナミ」などで知られるデザイナーで、オレンジとブラウンの「アニカ」は1970年代のシリーズです。

グスタフスベリ

ストックホルム近くの窯で、スティグ・リンドベリやリサ・ラーソンなど、スウェーデンを代表するデザイナーが器や置物をつくりました。

よくある質問

ヴィンテージの器は、普段の食事に使っても大丈夫ですか?

状態を確かめて、洗浄してからお届けしています。もともと毎日使うためにつくられた器なので、ぜひ使ってください。電子レンジや食洗機は、金彩や古い釉薬を傷めることがあるので避けてください。

和食器と合わせられますか?

クイストゴーのストーンウェアやアラビアの土ものは、和の料理や和食器ともよくなじみます。

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おわりに

北欧の器は、使い続けることで食卓になじんでいきます。気になる器があれば、お気軽にご相談ください。

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